整形外科は運動器の疾患を扱う診療科です。スポーツ傷害や交通事故による外傷、労働災害などによる外傷のほとんどは整形外科で診ることが可能です。具体的には、切り傷やすり傷などのケガ、打撲、捻挫、骨折、脱臼、関節損傷、脊髄損傷、開放骨折、切断指・肢などは、整形外科が扱います。整形外科が扱わない外傷としては、心臓・肺損傷、腹部外傷などの臓器の外傷、泌尿・生殖器損傷などが挙げられます。